竜串・見残し海岸は、今から2000~1500万年の昔比較的浅い海の中で形成されたと言わ
れています。その証拠となるのが 「化石漣痕」。
さざなみの痕が石になったモノ。
千尋岬にある化石漣痕は、国の「特別天然記念物」に指定されており

【元祖】竜串グラスボート船長
竜串の海の保護活動を40年以上続けてきた名物船長。竜串〜見残し間をグラスボートで案内しています。
命育む巨大なマザーサンゴ、弘法大師がこの地を見残したと言われる見残し海岸の奇岩を、多くの方に楽しんでいただきたいです。
2025年09月11日(木曜日)の運航状況悪天候により欠航しています。
2025年09月11日(木曜日)の運航状況
悪天候により欠航しています。
「台風20号」 が去ってから、低気圧の通過などでうねりのある日が続きましたがやっと治まりました。海の透明度も良くなり、サンゴや熱帯魚も沢山見えています。
土佐清水市が「日本ジオパーク」認定に向けて取り組んでいますが、
船長もお手伝いしたいと思っている一人。
精一杯竜串の情報を発信していきます。
今日は「見残し海岸」 先端部の「屏風岩」。
2000万年の昔海底で出来てから隆起し、波、風、雨などの浸食を受けながらこの形に !
今朝は、爽やかな秋晴れで気持ちがいいですね。
昨日は、午前8時30分からオニヒトデの駆除に行って来ました。
場所は、竜串海域公園内で海中展望塔の沖側にある弁天島周辺海域。
海水温度は25℃で、まだ寒くはありません。
3人のダイバーがタンク2本ずつ潜り、合計66匹を駆除。
まだまだオニヒトデは沢山いますが、この66匹からは
確実にサンゴを守れます。
1kg以上あろうかと思われる 「セミエビ」 の抜け殻。
大型台風19号が沖縄あたりを北上中。
昨日は935HPでしたが今朝では955HPと多少勢力ダウン。しかしまだまだ油断は禁物 !
仕事柄「台風の進路」 が気になりますので、天気予報は注意して見ているのですが
米軍の出す予想図と気象庁の出す予想図とでは、結構 ずれがあります。
この前の台風18号や今回の台風19号でもそうだったのですが
米軍の方が より正確 のようです。
この差は 何故 ?
技術力の差 ?
竜串に現存する「一番古いシャコガイ」と思われるのが これ !
「海のギャラリー」に展示されている ヒレシャコガイ。
殻径が25cm程で 「竜串沖15m」 と表示。
「海のギャラリー」は 1967(昭和42)年2月に開館していますので
およそ50年前の貝と推定されます。
「海のギャラリー」は、建築家の故林雅子さんが設計したのですが
屋根の形をこのシャコガイからイメージしたと言われています。
大型台風18号が北上を続けています。土佐清水に最接近するのは5~6日頃か ?
本日早朝、グラスボートは清水港に避難しましたが、避難港はすでに漁船で一杯でした。
これから4日ほどは運休となります。
さて、竜串湾内には、以前より「シャコガイ」が生息すると言われていますが、見たことの
ある人は ほとんどいない といってもいいくらいです。
船長もこの度、初めて生きているシャコガイに出会いました。
場所は千尋岬先端部で、水深9.7m。
周りと同化した色ですので、図鑑等で見たことがなければ、まず見つけられません。
この場所で、長く生き続けて欲しいと願っています。
台風16号が消えたかと思いきや、台風17号が発生、でも次第に北東の方にそれる見込み。
8月が悪かっただけに、この秋はお天気が続いて欲しいと思います。
さて、私の名前は、「イシガキイシダイ」 と言い、イシダイとイシガキダイのハーフです。
魚類の同種の中では生殖時期が微妙にずれるなどして、「雑種」 が出来にくいように
なっていますが、イシダイとイシガキダイは生息場所も生殖時期もほぼ同じ。
従ってこのような事がまれに起こるのです。
1970年、近畿大学が、イシダイとイシガキダイを交配し雑種を作りましたが、
これを 「キンダイ」 と命名(近大・近鯛)。
イシダイの老成魚はクチグロ、イシガキダイの老成魚はクチジロと呼ばれますが、
このキンダイは、全体が黒っぽくなり見栄えのしない魚となったようです。
船長が潜る土佐清水の海では、イシガキイシダイの大物は見たことがありません。
自然界の中では、長生きでは無いのかも知れませんね !
明日は秋分の日 !
このところ台風16号の影響で太陽が出ていません。
トオルマの夕日が見られるかどうか ?
夕方だけでも晴れて欲しいモンです。
さて、今日の写真黄色いのは「カゴカキダイ」 ですが
自然界のいたずらで生まれるのですが、大変に少なく
船長も1年に1~2個体 出会えるか どうか ?
爽やかな 秋の天気となってきましたね。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋 それぞれに満喫しましょう !
さて、この写真に隠れているのは 何 ?
写真上部に隠れています。拡大してみるとその姿が・・・?
答えは、ヒラメ。しかも巨大な奴で、船長がこれまで出会った中では最大級。
どうです、このよく発達した下顎と歯 これに食いつかれるともう逃げられません。
スキューバダイビングでのサンゴのモニタリング中でもあり、「捕獲」 とはなりませんでした。
撮影距離は約30cm、ここまで寄るにはテクニックが必要 !