おらんくの海

「めざせジオパーク土佐清水」

「島原半島ジオパーク推進協議会」で事務局次長として活躍されている「大野希一」さんを講師

にお招きし、「ジオツアーガイド養成講座」が土佐清水であり勉強に行って来ました。

遠路室戸市からもジオツアーガイドさんが12名参加。

一番印象に残ったのは、「判らない事を、知っているふりをしない」ということ。

船長も気をつけなければいけません。OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

おらんくの海

冷え込みが強い早朝、海から昇る太陽を狙って近くの「磯中海岸」に行きますが

天頂には雲が無くても、水平線には雲がかかっていることが多い。

“今日こそは” とこの日も勇んで行ったのですが、太陽が出たのは

この高さになってから。

物事すべて、思うようにはいかないもんですね !7

おらんくの海

2,015年1月19日、今日も寒い北西風がビュービューと唸っております。

・・・がしかし、竜串の海ん中は“花盛り”。

海水温度も17~18度と例年並みなのですが・・・覗いてみると

すでに「春爛漫」。

見残し湾のシコロサンゴの周りには、今こんなのが見えています。

上から順にイバラカンザシ、ケヤリムシ、オオナガレハナカンザシ。

竜串は、海の中から一足早い春が来ています。

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おらんくの海

サンゴ移植では、割れてしまったサンゴの残骸を割りとって岩肌を出します。これは、これから

育つサンゴが岩肌に直接根を下ろした方が丈夫に育つからです。それからサンゴを移植する

場所周辺の藻類をワイヤブラシでゴシゴシ。水中ボンドは、接着力はあまり強くありません。

サンゴが自分の力でくっ付くのをサポートするのが水中ボンドです。

従って岩肌をきれいにした後、サンゴを安定するように置き 少量のボンドでサンゴの淵を押さ

ようにやるのがベスト。ただ、今回の場所は水深が浅いので波の影響を受けやすいのと

水温が低いので無事に育つかどうか心配。

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おらんくの海

昨年は台風の発生数は少なかったのですが、接近したのが多く、竜串海域公園も影響を受け

ています。ここ10数年順調に育っていたサンゴが割れる被害が一部ありました。

2枚の写真を比較、ほぼ同じ位置で写したもの。昨年8月の台風12~11号の後このように。

そこで、1月9日午前9時頃より 「サンゴ移植」 を行いました。

方法は割れ落ちたサンゴで状態のいいものを選び、水中ボンドでくっつけるのです。

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おらんくの海

昨日は、前線の通過に伴い南西の風が強く大波となり欠航 !

本日はそのせいで、海は白濁り。

早朝、事務所のすぐ側にある柿木に “メジロ” のお客さん。

ミカンを刺してみるとこの通り。

1日中 眼を楽しませてくれます。6

おらんくの海

2015年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

1~2日と南国竜串は雪 !

昨夜来、雪から雨に変わりこの冬一番の冷え込みです。

3日早朝の竜串の海、「海水がお湯に ?」

こんな時に海に手を入れると 「確かにぬるま湯」 です。3 4 5

雪の写真は元日です。

おらんくの海

12月26日、透明度も上がって来ました。

竜串海域公園3号地はテーブル系サンゴが良く育っています。

そこにはゲンナイ(クロホシイシモチ)の群れ(この夏生まれた子と一緒に)でいっぱい。

お正月には、これらがグラスボートで見ていただけます。

28~29日が雨模様で、チビッと心配。

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おらんくの海

12月20日、今年も残りが少なくなって来ました。

レスリングの「アニマル浜口さん」のように「気合だぁ~」3連呼の後

飛び込んでみると、海水温度はまだ19℃。

シコロサンゴの周りを、ソラスズメダイやクロホシイシモチの群れが

泳ぎまわっていました。8 9

おらんくの海

オニヒトデやレイシガイダマシなどと同様にサンゴを食べるのが、この「マンジュウヒトデ」で写

真右上の小さなサンゴを食べています。ただ、オニヒトデのようにサンゴを食べ尽くすような食

べ方はしないので今のところ駆除の対象にはしていません。個体によってそれぞれ色模様が

違う綺麗なヒトデです。

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さて、次の写真でオニヒトデの食痕はどちらだと思いますか ?

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今一つは、ここ数年言われているサンゴの病気「ホワイトシンドローム」 かも知れません ?