おらんくの海

竜串に現存する「一番古いシャコガイ」と思われるのが これ !

「海のギャラリー」に展示されている ヒレシャコガイ。

殻径が25cm程で 「竜串沖15m」 と表示。

「海のギャラリー」は 1967(昭和42)年2月に開館していますので

およそ50年前の貝と推定されます。

「海のギャラリー」は、建築家の故林雅子さんが設計したのですが

屋根の形をこのシャコガイからイメージしたと言われています。

さてみなさん、ちょっと立ち寄り覗いて見ませんか ?7

おらんくの海

大型台風18号が北上を続けています。土佐清水に最接近するのは5~6日頃か ?

本日早朝、グラスボートは清水港に避難しましたが、避難港はすでに漁船で一杯でした。

これから4日ほどは運休となります。

さて、竜串湾内には、以前より「シャコガイ」が生息すると言われていますが、見たことの

ある人は ほとんどいない といってもいいくらいです。

船長もこの度、初めて生きているシャコガイに出会いました。

場所は千尋岬先端部で、水深9.7m。

周りと同化した色ですので、図鑑等で見たことがなければ、まず見つけられません。

この場所で、長く生き続けて欲しいと願っています。

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おらんくの海

台風16号が消えたかと思いきや、台風17号が発生、でも次第に北東の方にそれる見込み。

8月が悪かっただけに、この秋はお天気が続いて欲しいと思います。

さて、私の名前は、「イシガキイシダイ」 と言い、イシダイとイシガキダイのハーフです。

魚類の同種の中では生殖時期が微妙にずれるなどして、「雑種」 が出来にくいように

なっていますが、イシダイとイシガキダイは生息場所も生殖時期もほぼ同じ。

従ってこのような事がまれに起こるのです。

1970年、近畿大学が、イシダイとイシガキダイを交配し雑種を作りましたが、

これを 「キンダイ」 と命名(近大・近鯛)。

イシダイの老成魚はクチグロ、イシガキダイの老成魚はクチジロと呼ばれますが、

このキンダイは、全体が黒っぽくなり見栄えのしない魚となったようです。

船長が潜る土佐清水の海では、イシガキイシダイの大物は見たことがありません。

自然界の中では、長生きでは無いのかも知れませんね !

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おらんくの海

明日は秋分の日 !

このところ台風16号の影響で太陽が出ていません。

トオルマの夕日が見られるかどうか ?

夕方だけでも晴れて欲しいモンです。

さて、今日の写真黄色いのは「カゴカキダイ」 ですが

もう一匹のは、何と言うお魚でしょう ?OLYMPUS DIGITAL CAMERA

自然界のいたずらで生まれるのですが、大変に少なく

船長も1年に1~2個体 出会えるか どうか ?

おらんくの海

爽やかな 秋の天気となってきましたね。

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋 それぞれに満喫しましょう !

さて、この写真に隠れているのは 何 ?

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写真上部に隠れています。拡大してみるとその姿が・・・?

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答えは、ヒラメ。しかも巨大な奴で、船長がこれまで出会った中では最大級。

どうです、このよく発達した下顎と歯 これに食いつかれるともう逃げられません。

スキューバダイビングでのサンゴのモニタリング中でもあり、「捕獲」 とはなりませんでした。

撮影距離は約30cm、ここまで寄るにはテクニックが必要 !

おらんくの海

日中はまだまだ暑いですが、朝晩がぐっと涼しくなって秋の天候になってきました。

「中秋の満月」は 雲も無く ホンマにきれいで うっとり やったね !

さて、先日 「四万十高校自然環境学科」の皆さんをご案内しました。

サンゴや魚の説明の中、「竜串観光振興会」 が取り組んできたサンゴの保護活動

について説明、山を守り育て海の生き物を育てようと話6 7 8 9しました。

おらんくの海

私の名前は 「ウケグチ」 !!

あっ、間違えました 「ワニゴチ」 です。

海底に潜み、上を泳ぐ小魚を このよく突き出した下顎で捕らえるハンター !

この日は見残し湾のシコロサンゴの側の海底に隠れているところを

モニタリング中の船長に見つかりました。

「擬態の技をもう少し磨きなさい」・・・と船長に言われました。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

おらんくの海

この30数年間、船長の中で最悪の天候だった8月が終わりました。

世界で起きている異常気象と呼ばれるお天気は、偏西風の蛇行が原因だと

先日のテレビで言っていましたが、このような傾向にあることは

困ったもんです。

1971年の竣工以来43年間、荒波に耐える 「足摺海底館」

8月9日、台風11号(爪白ビーチより)19

おらんくの海

8月の空、8月の海 らしいお天気にやっとなりました。

昨夜は、窓全開 夜明け前には肌寒いくらいに !

先日、「みんなの海を育てる会」 のメンバーでオニヒトデの駆除を。

お盆前からの10日間は、ずう~っと波があったので

オニヒトデはサンゴの下(裏側)や岩陰に隠れていました。

駆除に慣れてくると、隠れ場所がだいたい判るのですが、

初めての方には少し手間取ります。OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

おらんくの海

晴れているかと思えば、いきなりの土砂降り。

地風11号が去った後も、ず~っとこんなお天気の竜串です。

昨日22日には、宿毛市に寄港した豪華客船「飛鳥Ⅱ』のお客様をご案内しました。

到着前から雨が降り始め、本降りに。

グラスボートでは海の中が暗いものの、何とか案内できたのですが

見残しに着いたときには、雷を伴った大雨。

船の中で少し待ったのですが、限られた時間の中でここだけで費やすわけには・・・。

添乗員・お客様と話し合った結果、竜串に帰ることに(この時点では、まだ土砂降り)。

竜串に帰り着いたときには、雨も雷も無くなります。

残念無念 !

残された少しの時間で「竜串海岸」を ご案内。

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「見残しを見たかったなぁ~、しかし あの雷では・・・」 とはお客様の声。

天候は、船長の努力では何とも・・・。