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バックナンバー(今月の話題H23/1/4):竜串海域公園におけるサンゴの白化現象について
   
・・・・・8〜9月の「サンゴの白化現象」は私たちが知る限りにおいて最悪となりました。1998年にも世界的な大規模な白化現象はあったという事ですが、この頃では 竜串海中公園(竜串海域公園)のサンゴは衰退していて 記録がありません。 白化現象の一番の原因は、台風の直撃が無かったためと考えられます。日照時間の長い夏場において7・8月の海水温度は30℃程になります。台風が来ると海がかき混ぜられ 海水温度が下がるのですが、昨年はそれがありませんでした・・・・・。 上記は平成20年(2008年)のサンゴ保護活動の報告書に書いたものです。


 平成22年9月10日の様子


 平成22年9月29日の様子


 平成22年10月14日の様子


 平成23年1月4日の様子



しかしながら平成22年(2010年)の夏は この時よりもさらに深刻な「サンゴの白化現象」が起こりました。この夏もまた 台風の直撃がなく暑い日が続きます。8月10日から翌9月10日までの1カ月間 海域公園3号地の海水温度は実に30℃を記録。 泳いでみると温いと感じるほど。8月下旬頃よりサンゴの色は次第に薄くなり始め 9月10日頃から10月初旬頃までがサンゴの白化のピ〜クであったように思います。 10月初旬 この時の海水温度は26℃で すでに4℃下がっていますが まだ回復の兆しは見えません。少しずつサンゴが色つき出したと感じたのが10月中旬。この時すでに死んだクシハダミドリイシを数個体確認しています。 11・12月は天候等の都合でモニタリング出来ず 実施出来たのが2011年1月4日。 グラスボートでは毎日見ているのですが 実際に潜ってみると回復してきたのが良く判ります。記録写真で見ると 見残湾のシコロサンゴでは白化のピ〜クは9月29日のものが1番ひどく 10月14日では少し回復し 1月4日の写真では元どおりに。 ただ残念なのは この調査地点で白化したサンゴの1割程が死んでしまったこと、ここ数年計測をしてきたエンタクミドリイシが死んだことです。


 平成22年9月10日の様子


 平成22年9月29日の様子


 平成22年10月14日の様子


 平成23年1月4日の様子



この夏観察をしていて感じたのは 平成20年に白化したサンゴが22年も白化していたことです(すべての特定はできませんが)。 同じ海域にあっても白化するサンゴとしないサンゴがあります。サンゴは動物ですので 人間と同様に夏の暑さに強いタイプ あるいは弱いタイプがあるのかも知れません。したがって 毎年高水温が続くようになれば死んでしまうサンゴが増えるのではと予想されます。 ここ10年のサンゴ保護活動によって 日本最初の海中公園(海域公園)になった今から40年前(1970年)のサンゴの量(数)に再生した今 この夏は昨年ほど暑くならないで欲しいと願っています。 (注)「海中公園」の名称は2010年4月 自然公園法の改定により海だけではなく 隣接する陸域も含む「海域公園」に変わっています。


 平成22年9月29日の様子


 平成22年10月14日の様子


 平成23年1月4日の様子



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