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バックナンバー(今月の話題H18/9/16):竜串海中公園3号地移植サンゴの成長
   



  1. 竜串海中公園3号地(通称オオバエ)におけるテーブルサンゴの変化  竜串の海は、1970年(昭和45)わが国最初の海中公園の一つとして指定されました。1号地、弁天島周辺、2号地竜串海岸沖、3号地オオバエ周辺、4号地見残湾です。  その頃の2号地3号地では、岩肌をサンゴがおおい、被度は60〜70%程あったのではないかと思われます。  この写真は1984(昭和59)年の、1月に写したものです。 クミハダミドリイシが元気であることが判ります。



  2.サンゴが無くなる?  写真は、1998年12月に写したものです。@の写真から14年が過ぎて、サンゴが無くなってしまっています。見ると判る通りテーブルサンゴの小さな個体が数個ある程度です。  何が原因で少なくなってしまったのでしょう? ○ 台風など波で割れてしまった。 ○ 川から流入するドロや、生活排水などでサンゴのすむ環境が悪くなった。  などの理由が考えられます。



   3.サンゴの移植   竜串観光振興会では、行政頼みだけではいけない。  まず、自分たちで出来る事から取り組んで行うと、サンゴ移植を始めました。県内のボランティアダイバーに呼びかけてやった記念すべき第一回は2000(平成12)年6月です。  海中公園外から、クシハダミドリイシを割り取ってきて、水中ボンドでくっつける方法です。  元気なサンゴを割り取る事は少し抵抗がありましたが海中公園内のサンゴを早く回復させるためには、当時ではこの方法がベストであったのです。  この写真の、白く見える所は水中ボンドです。



  4.高知西南豪雨  2001(平成13)年9月6日。今までとは比べ物にならない程の環境の変化が起こりました。高知県西南豪雨です。これから12月までの3ヶ月は濁りのためグラスボートでは3号地(オオバエ)は見せることが出来ませんでした。  移植サンゴに降り積もるドロを手で払いのけるダイバー。  この時に守ったサンゴが成長し現在に至っています。



  5.移植サンゴの成長  この写真は2003(平成15)年12月に写したものです。  移植後3年でここまで大きくなりました。  順調に育つかと思われた移植サンゴでしたが、2004年には次々と日本を襲った台風の波によって、全体の約1/3が割れてしまいました。



  6.移植サンゴの成長  この写真は2006(平成18)年8月に写したものです。  2005年は直接竜串を、襲った台風が無かったこのなどからサンゴの成長が良く、この一年のクシハダミドリイシの成長が直径で11cmを記録しました。  これは私が計測を始めてからでは最高値です。  今後、大きなイベント(災害)がなければ@の写真の状態に戻るのも、それ程先のことではないように思います。



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